
2016年11月 1日
日本磁器発祥の地として、400年の歴史を持つ佐賀県有田町。
春の有田陶器市は、100万人を超える人出でにぎわうことでとても有名ですが、のんびり、ゆっくり有田の町を散策できる秋の有田陶磁器まつりは、有田陶器市とはまた違った趣があります。
樹齢1000年の大公孫樹(おおいちょう)や、泉山磁石場のもみじのトンネルなどの紅葉スポットや、有田のやきものの歴史を感じる「薪窯(まきがま)巡り」などの催しを今年も開催します。
テーマは『食と器でおもてなし』。春の陶器市とは一味違った秋の有田を散策しながらゆっくりと器選びを楽しんでみませんか。
有田を代表する窯元による夢の響演企画。
今右衛門窯・柿右衛門窯・源右衛門窯・しん窯・深川製磁・有田ポーセリンパークで、薪窯焚きが公開されます。
ガス窯による焼成が主流となった現在は、薪窯での焼成はあまり行われなくなりましたが、伝統的な技術を後世に繋ぐため、年に1~2回薪窯焚きが行われています。
昔ながらの薪窯での窯焚きは、ガスによる焼成と違い、炎の調節などに手間がかかり、職人のより高い技術が求められます。
この企画は、普段めったに見ることができないその技を間近でご覧いただける絶好の機会です。約400年間、受け継がれている有田伝統の薪窯とともに、熟練された職人の手による炎の芸術や煙突から立ち上る煙など、有田ならではの風景をお楽しみください。
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